『桶屋はどうなる』
作 三輪忍
※2012年9月、東京都立東高校演劇部初演

配信終了
リーディング 演出 清野俊也 出演 北海道富良野高校演劇同好会
本編動画

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あらすじ

ゴキブリのチャバネは、お姉ちゃんと食べ物を求めて残飯を漁る毎日。今日もおなかはぺっこぺこ。どうしておなかは減るんだろう?どうして私たちは食べて生きていくんだろう?

作者から

東日本大震災と原発事故が起きてから、東京がゆるやかに日常を取り戻していた頃の作品です。 当時、震災や原発事故のことを取り扱った表現作品が多く世に出ており、そのほとんどは被災地からの視点で描かれていました。東京で暮らしている私たちがこの問題とどう向き合っていくか、「東京からの視点」を演劇にできたらと考え、当時の部員に提案しました。演じるのに度胸がいる役を演じきってくれた役者、世界観を作ってくれたスタッフたちのおかげで、どこの土地でも演じられる強度をもつ作品になったと思います。
現在の高校生に演じてもらえる機会をいただき、ただただ感謝です。今、この作品がどのように映るかとても楽しみです。

三輪忍

作者プロフィール

三輪みわしのぶ
東京都生まれ
東京都立東高等学校在学中から卒業した現在に至るまで、同校に数々の作品を書き下ろす
<代表作>
『羊のお水 さようなら』(2008)全国大会出場
『なまちゃんといっしょ』(2016)、『僕の父には名前がない』(2019)関東大会出場
母校の指導、都内の地区を超えたワークショップ「ZANPARA」などで細々と活動
現在二児の母

演出者から

10年前、北見市内の中高合同公演の前々日に、東日本大震災が起きました。幸い公演は出来ましたが、たまたま、その時の舞台装置は廃墟のように高く乱雑に積み上げた机・椅子でした。たった1日でその装置が全く別の意味を帯びてしまったことに、これからのことを思い何も言えない気持ちになりました。当事者しか震災を扱ってはいけないというルールはないのですが、それでも自分達の舞台で、震災に触れることは一度も出来ませんでした。今回の企画では、突き抜けた世界観とギャグの連発に笑わせつつも、今現在にまで続く問題を強く想起させる素晴らしい脚本を戴きました。朗読劇ですが、この脚本の面白さが10分の1でも伝われば幸いです。
清野俊也

リーディング演出者プロフィール

清野せいの俊也しゅんや
前任校の北見緑陵高校で全く経験のない演劇部顧問にさせられるが、北見北斗高校演劇部顧問(現網走南ヶ丘高校)新井繁先生をはじめとするオホーツクの先生方に育てられ(おだてられ)、いつの間にか高校演劇の底無し沼に引きずり込まれる。2017年「学校でなにやってんの」で全国。2019年富良野高校に異動、同年の「へその町から」と翌2020年「お楽しみは、いつからだ」で全国。

リーディング 北海道富良野高等学校演劇同好会 プロフィール

2018年、同好会が正式に発足(たぶん…)2019年、お金も練習場所もない演劇同好会の自分達のことを題材にした「へその町から」で、まさかの全国大会出場決定。しかしコロナのため高知に行けず。2020年、さらにしつこく今度はコロナで全国に行けなかった自分達のことを題材にした「お楽しみは、いつからだ」で、まさか過ぎる全国大会連続出場決定。あとは、今度こそ和歌山で上演できることを願うだけです…。

リーディング クレジット

キャスト 北海道富良野高等学校演劇同好会

チャバネ 杉田実帆
お姉ちゃん 豊田茉代
ミュータント・ベジ子 新居美空
ト書き 犬飼英梨香

スタッフ

作 三輪忍
演出 清野俊也
舞台監督 和田彩花
音響 田中友萌
照明 関口ハルナ、藤田さくら
大道具 佐藤文美、頓所功基
小道具 吉村望
衣装 嶋崎遙

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